2010年04月06日

<小児脳死>「24時間空け判定」 厚労省研究班が基準案(毎日新聞)

 改正臓器移植法の7月全面施行に伴い実施が可能となる小児脳死臓器提供で、厚生労働省の研究班(研究代表者、貫井英明・山梨大名誉教授)は小児(6歳未満)の脳死判定基準案をまとめ、厚労省の臓器移植委員会で5日公表した。2回行う判定の間隔を現行の基準(6時間以上)より4倍長い「24時間以上」とし、6月にも臓器移植法の脳死判定基準マニュアルを改正する。しかし、医療現場では蘇生力の高い小児の脳死判定は困難との声が根強く、実施を約3カ月後に控えて依然戸惑いが消えない。【河内敏康、藤野基文】

 7月17日から全面施行となる改正臓器移植法では、15歳未満の小児からも脳死下での臓器の摘出ができるようになる。現行法に基づく脳死判定基準は6歳以上が対象だ。6歳未満については、別の旧厚生省研究班(班長、竹内一夫・杏林大名誉教授)が00年に公表した基準を踏襲した。

 旧研究班は全国の6歳未満の臨床的脳死判定症例139例と、海外の事例などを分析した結果、小児でも脳波や自発呼吸の有無など現行と同じ5項目の検査で脳死を正確に判定できるとした。一方、成長途上にある小児の脳は障害に対して抵抗力が強く、回復する場合もあるため慎重を期す必要があると判断。2回の判定の間隔を多くの症例で24時間以上置いていたことを考慮した。

 臓器移植の多い米国では、1歳以上の小児は2回の診察所見を12時間空けて実施している。新基準案をまとめた日下康子・東京慈恵会医科大講師(脳神経外科)は「国際的に見ても厳しい基準で、判定に従えば脳機能が回復することはない」と話す。

 新基準案ではデータの少ない生後3カ月未満や、低体温症と区別がつきにくい体温が35度未満の場合は判定対象から除外した。

 また研究班は、脳死下での臓器提供者から虐待された児童を除外するマニュアルも公表した。虐待が疑われる特徴的な外傷を記したほか、児童相談所への照会などを求めたチェックリストを活用し、臓器提供の対象にすべきか判断する。

 ◇高い蘇生力 戸惑う現場

 臓器移植委員会ではこれまで、小児の臓器摘出が可能な約300の臓器提供施設に追加される小児専門病院の28施設が公表されたほか、今回、小児脳死判定基準案も公表され、小児脳死移植に向けた準備が進む。だが、医療現場からは小児の脳死判定や臓器摘出への反発や導入に消極的な意見も出ている。

 旧厚生省の研究班が作成した小児脳死判定基準に対し01年6月、「実際に脳が二度と回復しない状態(脳死)だったことが確認されておらず、科学的根拠がない」と批判意見をまとめ、基準の再検討を要請した一人の浜辺祐一・東京都立墨東病院救命救急センター部長は「新たに検証や調査を実施した結果であれば別だが、それ以降何もせずに進めてしまうのはおかしい」と厳しく批判している。

 昨年10月、臓器提供を行う医療機関を対象にした毎日新聞社のアンケート調査では、15歳未満の小児での脳死下臓器提供について、「対応できる」と答えたのはわずか約4割。「できない」「わからない」が約6割で、その理由を複数回答で尋ねると、「小児の脳死判定は難しい」が約5割で最も多かった。

 提供病院などを対象に研究班が昨年9〜10月に実施したアンケート調査でも、小児からの臓器提供は「不可能」が約3割、「どちらとも言えない」が約4割。「小児の脳死判定を行う体制が整っていない」「小児の脳死診断の経験がない」ことなどを理由に挙げた。

 横田裕行・日本医科大教授(救急医学)は「提供施設に小児の脳死判定ができる医師らを派遣する支援体制が必要」と話している。

【関連ニュース】
臓器提供児童:虐待の有無確認 厚労省方針
臓器移植:提供拒否は小児も有効 指針改正へ
改正臓器移植法の課題/1(その2止) 揺れる家族の心、理解を(09年11月3日)
改正臓器移植法の課題/1(その1) 突然の「死」、重い決断(09年11月3日)
臓器提供施設:小児専門の28施設を追加へ 厚労省研究班

文化・観光でワンストップ窓口=外国人客誘致へパリなどで試行−政府(時事通信)
中3女子生徒を大麻所持容疑で逮捕 神戸市(産経新聞)
強盗殺人未遂容疑で男を逮捕=景品交換所に発砲−福岡県警(時事通信)
<ダイハツ>「タント」「ムーヴラテ」などをリコール(毎日新聞)
<高校無償化法案>自民党2議員が賛成 「間違えた」と釈明(毎日新聞)
posted by サワムラ スエオ at 02:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

たばこ増税で6割が「禁煙」決意!?(産経新聞)

 「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(東京都千代田区)が先月、喫煙者312人に聞いた調査によると、今年10月に1本5円のたばこ税引き上げを機に、約6割が「吸うのをやめたいと思う」と回答した。お財布事情が禁煙の大きな動機となる傾向がうかがえる。

 また、たばこ税の増税について「どう思うか」を聞いたところ、「納得できない」が54・8%、「やむを得ないと思う」が45・2%で、ほぼ意見が分かれる結果だった。

 禁煙を補助する「お助けグッズ」で興味あるもの(複数回答)は、禁煙ガムや、肌に張る禁煙パッチなどの「禁煙補助剤」が51%で最多。「電子たばこ」(38%)、「禁煙パイポ」(21%)が続いた。

 グッズを選ぶポイント(同)としては、「吸いたい気持ちすぐ抑えてくれる」(56・4%)、「効果を感じられる」(53・5%)、「禁煙のイライラを感じない」(52・9%)−の順で、禁煙による精神的なつらさを紛らわせたい気持ちが強いようだ。

【関連記事】
喫煙は病気?文化? 分かれる「増税」効果
外国たばこが値上げ申請 全銘柄で1箱当たり20円
たばこは嫌われもの?まずは喫煙マナーを徹底
増税で密造たばこ横行の懸念は?
「マイルドセブン」を3年ぶり全面刷新 たばこ増税に備え?

<元次官宅連続襲撃>小泉被告が控訴 死刑判決不服で(毎日新聞)
阿久根市議会、竹原市長の問責決議を可決(読売新聞)
温暖化対策行程表、環境相試案を発表(産経新聞)
「参院選後は政界再編」=民主・渡部氏(時事通信)
谷垣総裁 自民執行部の刷新を拒否(スポーツ報知)
posted by サワムラ スエオ at 21:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

「伊丹空港」めぐり賛否分裂 大阪・箕面、豊中両市議会(産経新聞)

 大阪府の橋下徹知事が廃止を唱える大阪(伊丹)空港の存廃をめぐり、空港所在地の豊中市と隣接する箕面市の両議会が25日、それぞれ空港の「存続」と「廃止」という相反する内容の決議案を可決した。

 豊中市議会は「空港の存続を前提に、より積極的に空港の活性化に取り組む」とする決議案を全会一致で可決。一方、箕面市議会は「関西国際空港をハブ拠点化し、中長期的に伊丹を廃止すること」を国と府に求める決議案を、賛成多数で可決。自民、民主、公明3会派に加え、無所属2人も同調した。

 豊中市の浅利敬一郎市長は閉会後、「議会と同じ認識。今後も空港を生かしたまちづくりに取り組む」と話した。箕面市議会の決議に対しては「判断は意外だが、意見はいろいろあっていい」と語った。

 また、箕面市の倉田哲郎市長は「決議は地域エゴを捨てようという意味があり、国に対しても地域エゴに引きずられる必要はないというメッセージになる」と話した。

【関連記事】
大阪府議会が伊丹空港廃港を決議 大阪、兵庫で相反
大阪vs兵庫、県議会が伊丹空港存続決議 廃港派の橋下知事は…
伊丹空港廃止、箕面市議会が決議の見通し 地元3市の差際立つ
伊丹空港の活性化考えるシンポ 地元・伊丹で開催
「伊丹空港廃止」をめぐり5決議案 府議会会派、足並みバラバラ

光に浮かぶしだれ桜、東京・六義園でライトアップ(産経新聞)
首相官邸の「KYカップル」? (時事通信)
無罪判決後のブログ書き込み、名誉棄損を認定(読売新聞)
<振り込め詐欺>「キング」に懲役20年判決…東京地裁(毎日新聞)
2014年に読売新聞社が新社屋(読売新聞)
posted by サワムラ スエオ at 09:25| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。